【免疫が下がっていませんか?】免疫力が下がる原因と免疫力を高めるためには。
2022/12/19
今回は「免疫」についてブログを書いてみました。
病気や感染症にかかりやすい人は免疫力が低下しているから!!とよく言われると思います。
なぜ免疫力が低下してしまうのでしょうか?
また、どうやったら免疫力が高まるのでしょうか。
免疫力に大きく影響するもの
免疫力を大きく低下させてしまうものとして『ストレス』が挙げられます。
『ストレス』という言葉は、よく聞かれると思います。たまにですが、小学生からも「ストレスが溜まるー」と言う言葉が聞かれるほど社会にはストレスという言葉が充満しています。
実際に、コロナウイルス感染症によって外出の機会が減少していることからストレスフルの方は大勢いらっしゃるのではないかと思います。
ストレスとは、「刺激を受けた時に生じる、心や体のゆがみ」のことを言います。そのストレスを引き起こす刺激のことを、“ストレッサー”とい言います。
このストレッサーには様々なものがあり、例えば病気、ケガ、不規則な食事、不安、天候、人間関係など心や体に影響を与えます。
そのストレスは大きく分けて3つあります。
精神的ストレス
家族に病気、失恋、人間関係、不安なできごと
悲しい出来事、生活環境の激しい変化などによって生じるストレスのことです。
身体的ストレス
病気やケガなど体に影響を与えるものです。
例えば胃腸炎、関節炎、肩こりなどです。
環境ストレス
湿気の高い時期は、カビ、菌の影響もあります。洗濯機のドラム、弁当や水筒のゴムパッキン、まな板、エアコンのフィルター等々です。他には柔軟剤、シャンプー、芳香剤成分などもあります。
人間はこれら様々なストレスに対して、常に戦っています。この主役として、「自律神経」などのが活躍しています。
自律神経は、心と体を一定に保つために自動的に調節しています。
しかし、ストレスが多くなることで自律神経が疲れて働きが鈍くなることで、
カラダの不調を招き、結果的に「免疫力」の低下につながります。
ストレスは、全てが悪いものではありませんが、
”過ぎる”と容量いっぱいになり、例えば、コップの水があふれ出してしてしまうように、一気に外とに出ていきます。
これは心でも体でも同じことで、ある一定量を超えてしまうと、自律神経も対応できなくなり、免疫が低下し、病気になってしまいます。
自律神経の乱れがストレスの原因
自律神経は、交感神経と副交感神経神経の二つに分けられ、体内の環境、体外の環境に応じて
アクセルやブレーキの役割を担ってくれており、自動的に調節してくれいます。
簡単にいうと交感神経は仕事や運動などの活動するときに働く神経
副交感神経神経は食べ物の消化や排泄、睡眠時などのリラックスするときに働く神経です。
この2つ神経が正しく調節ができなくなること。交感神経が過剰に働き続けることで免疫や体調に悪い影響を与えてしまいます。
また、逆も然り『副交感神経』が優位に働きすぎてもだるくなったり、眠気が続いてたり、
低血圧により血流が滞る可能性、低体温、代謝が向上せず、痩せにくいカラダへとなってしまいます。
つまり交感神経と副交感神経のバランスが大切になるということです。
ストレスを受けると
赤色が自律神経系の交感神経や副腎髄質、ノルアドレナリンの反応となります。
緊張した時に呼吸が早くなる、心拍が上がるなどがこの反応です。
※ノルアドレナリンとは神経伝達物質で交感神経の反応を促します。
脳に慢性的にストレスをかかることで、そのノルアドレナリンが出続けて心身共に疲労してしまいます。
では実際に自律神経が乱れることでどのような症状が出るのでしょうか?
自律神経が乱れているサイン
□メンタルが不安定(気分の浮き沈み)
□寝ても疲れが取れない
□眠りが浅い
□食欲の乱れ
□排泄の乱れ
□痛みを感じやすい
□風邪をひきやすい
などが挙げられます。
これは交感神経の過活動がもたらす影響です。
さらにストレスにより
免疫力低下するメカニズムが明らかとなりました。
ストレスと免疫の関係 病は気から
結論からいうと不安や恐怖による感情が脳はストレスと感じ、交感神経が働くことで免疫が下がるということが近年わかってきました。
そのメカニズムは以下の通りです。脳にストレスを受けることで交感神経が過活動になります。
この交感神経が免疫の中心となるリンパ節、リンパ球に影響を与えます。
脳にストレス(不安)
↓
交感神経過活動
↓
リンパ節機能低下
↓
リンパ球の減少
↓
免疫力低下となってしまいます。
「病は気から」の根拠を実験的に証明 交感神経による免疫制御のメカニズムの一端を明らかに
免疫学フロンティア研究センター鈴木一博 ら
不安が多く感染症になることを怖がりすぎるとストレスがかかり交感神経の活動で、リンパ球が病原体に届かないことで免疫が低下します。
不安がもたらすストレスが免疫力を下がるということが「病は気から」に繋がってくるわけです。
ここまではストレスと免疫についてお伝えしてきました。ここからは免疫低下を招きやすい生活習慣をお伝えしていきます。
ストレスをやわらげ『免疫力』を強くする方法
ストレスがかかることで、交感神経が過活動となり、免疫力が下がることがわかったと思います。
体調が良い状態や免疫力を上げるためには『副交感神経』の活動が必要です。
規則正しい生活習慣を送ることにより健康的なカラダを手に入れて、やりたいことのできる人生へと変わっていきます。
ストレスの対処
酸味、苦味、辛みのある食材をとる
上記の味を欲している時はストレスが溜まっています。
酸味・・・カラダの疲れ
苦味・・・イライラしている状態
辛みのある物・・・カラダの冷えている状態
上記、味を欲している場合は、食べることで嫌悪反射が働き、唾液分泌を促したり
胃腸の働きを促進してくれる効果があり副交感神経優位にすることができます。
※嫌悪反射・・・カラダがその刺激から逃れようとする反射
しかし、摂取のしすぎは逆に交感神経を優位にしてしまうため逆効果となってしまいますので注意が必要です。
笑うこと
人は顔にある筋肉が動くことや笑うことで体温が上昇しすることや、広角が上がるだけでも免疫系のNK細胞が活性化し
免疫力が高まります!
身体的ストレスを抑えて免疫力アップ
整ったカラダでの食事
胃や腸、肝臓や膵臓、腎臓などの内臓に負担をかけない食生活です。
糖質、脂質、タンパク質のバランス3:3:3の取れた食事です。
さらに、よく噛むことで、ストレス解消と消化に負担のかけない状態へと繋がります。
体温を上げる食事
・薬味を使った食材を使う
ネギ、生姜、唐辛子
・冬の旬の食材を使用する
南瓜、サツマイモ、里芋、ブロッコリー、小松菜など
・根菜類
レンコン、ゴボウ、じゃがいも
などなどカラダを温めてくれる食材を利用して体温Upと免疫力向上をさせていきましょう!
整ったカラダでの運動
カラダの歪みや筋肉のバランス状態が整った状態での運動です。
定期的なメンテナンスや運動によりストレス解消の効果があります。
息切れがする様な心拍数に負担をかけすぎると交感神経が過剰に働くので、心地よいウォーキングが適しています。
また、呼吸を整える方法で腹式呼吸を行うだけでも姿勢が整い副交感神経優位になります。
腸内環境を整える
免疫力では必ず腸内環境が整うことが必要です。
なぜなら免疫の70〜80%は腸内にあるとされています!
ファスティング(断食)をすることで、内臓機能のリセット、体内のデトックスすることで内臓が正しく機能し、栄養状態の改善と精神的ストレスの緩和にも繋がります。
何より、ファスティングをすることでストレスに対して緩和させたり、欲のコントロールできる
素晴らしい効果が得られることが分かっています。
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