怪我明けのサッカー選手の体力を戻しための回復方法
2024/03/19
🔶サッカーの怪我明けと体力の回復🔶
サッカー選手にとって、怪我は避けて通れないリスクの一つです。プレー中の急激な動きや激しい競争からくる怪我は、チームのパフォーマンスや選手個人のキャリアに大きな影響を及ぼします。そして、怪我からの復帰後には、体力の低下や筋力の低下など身体的能力の低下が待ち構えています。今回は、怪我明けでの体力回復について、RAKUZUの視点から解説します。
🔶サッカーで起こりやすい怪我3選🔶
サッカーで起こりやすい怪我には、以下のようなものがあります。
✅捻挫:
捻挫は、特に足首をひねることで起こります。サッカーでは、激しいランニングや急激な方向転換、そして接触プレーが日常茶飯事です。これらの動きが原因で、選手の足首が不自然な角度に曲がったり、負荷がかかったりすることで、捻挫が発生します。
捻挫は、足首の靭帯がストレッチや損傷を受けることで引き起こされます。靭帯は、関節を安定させるための重要な組織であり、足首の捻挫では通常、外側の靭帯が損傷します。これは、足首を内側に捻ることによって発生します。一方で、内側の靭帯を損傷することも稀に見られますが、これは比較的珍しい状況です。
捻挫の症状は、痛み、腫れ、そして運動時の制限性が一般的です。怪我直後は特に痛みが強く、足首の周囲に腫れが見られることもあります。また、足首を動かす際に痛みや不快感を感じることもあります。これらの症状は、捻挫の程度によって異なりますが、軽度な捻挫であっても十分に対処する必要があります。捻挫を放置すると、治癒が遅れたり、再発のリスクが高まる可能性があります。
✅筋肉損傷(肉離れ、筋断裂):
特に選手が急激な動きや激しい競技を行う際に発生しやすいです。サッカーでは、スプリントや方向転換、シュートなどの動作が頻繁に行われるため、筋肉に大きな負荷がかかります。これらの動作によって筋肉が過度に伸ばされたり、急激に縮んだりすることで、筋肉損傷が生じる可能性が高まります。
1つ目は、
筋肉が伸ばされる方向に力がかかりすぎることで、筋肉繊維が損傷します。例えば、スプリント中に突然の方向転換や突然の加速で起こることがあります。太ももの後ろ側(ハムストリング)やふくらはぎの筋肉がよく影響を受けます。
2つ目は、
筋肉が急激に縮むことで、筋繊維が損傷します。例えば、シュートやパスを蹴る際に起こることがあります。太ももの前側(大腿四頭筋)やふくらはぎの筋肉がよく影響を受けます。
3つ目は、
筋肉繊維が完全に断裂する場合です。この場合、強い痛みと機能の喪失が見られます。比較的まれな状況ですが、激しい衝撃や過度な負荷がかかった場合に生じることがあります。
筋肉損傷の症状には、痛み、腫れ、筋肉の硬直、動かす際の制限性などがあります。症状の程度は、筋肉の損傷の深刻さによって異なります。軽度の場合は数日で回復することもありますが、重度の場合は数週間以上かかることもあります。
✅膝の怪我:
サッカーの競技中に起こりやすい怪我の一つに膝の怪我があります。膝はサッカーにおいて最も負担のかかる関節の一つであり、様々な怪我の原因となります。膝の怪我は、サッカー選手にとってキャリアを脅かす深刻な問題となることがあります。
1.靭帯損傷:
膝の安定性を保つために重要な靭帯が、激しい方向転換や衝撃で損傷することがあります。特に前十字靭帯(ACL)や内側側副靱帯(MCL)がよく損傷されます。
2.半月板損傷:
膝の内側にある半月板が損傷することで生じる怪我です。通常、急激な方向転換や着地時の衝撃が原因となります。
3.軟骨損傷:
膝の軟骨が摩耗したり損傷したりすることで、痛みや不快感が生じます。これは、長期間にわたる過度の負荷や、怪我の繰り返しによって引き起こされることがあります。
これらの怪我は、サッカー選手にとって非常に深刻な問題となり、適切な治療やリハビリが必要です。
🔶サッカーで生じる怪我の原因🔶
サッカーで怪我が起こる主な原因は、次のような要素が挙げられます。
✅過度な負荷:
練習や試合での過剰な運動量や過度なプレッシャーが、怪我のリスクを高めます。疲れが溜まってくると筋肉の働きも落ちてきます。自分自身では気づかないうちにジワジワと身体の反応が落ちて怪我しやすい身体になってしまいます。
✅不適切な動き:
技術的なミスや体の使い方の誤りが、怪我を引き起こす可能性があります。正しい身体の使い方を身につけることが大切となってきます。練習やリラクゼーション、マッサージ、筋肉トレーニングでは正しい動きを身につけることができません。
✅競争の激しさ:
ボールを奪い合うプレーなど、競技の本質から生じる怪我もあります。相手とぶつかる時の怪我もありますが、タックルやチャージに耐えているうちに身体(関節)に負担はかなりかかります。また、試合中の転倒も身体のコンディションを落とす原因となります。
🔶日頃のメンテナンスの大切さ🔶
怪我を予防し、体力を維持するためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。ストレッチや筋肉のトレーニングなどの適切な運動を定期的に行うことで、筋肉や関節の柔軟性や強度を向上させることができます。身体のことを詳しく知っている身体のプロに身体のケアを任せることも必要だと思います。身体のことやプレーのことを相談できる専門家を見つけることが大切になります。また、十分な休息や栄養の摂取も怪我を防ぐ上で重要です。
🔶怪我明けで体力が落ちる原因🔶
怪我による休養期間中、選手の体力は不可避的に低下します。怪我部位の筋肉の動きが制限されたり、運動量が減少することで、持久力や筋力が衰えます。また、心拍数や酸素摂取量の低下も見られます。怪我をした部分を無意識にかばうために筋肉を固めることで血流の流れを悪くしてしまうことがあるので運動中に疲れが溜まりやすくなることや痛みの物質も溜まりやすくなってきます。
🔶怪我明けで体力を戻す方法🔶
怪我明けで体力を戻すためには、以下の方法が効果的です。
✅リハビリテーション、整体:
専門家の指導のもと、怪我部位の筋力や柔軟性を回復させるためのプログラムを実施します。
✅段階的なトレーニング:
怪我明けには、徐々に負荷を増やしていくことが重要です。急激な運動量の増加は、再度の怪我のリスクを高めます。
✅有酸素運動と筋肉のトレーニングの組み合わせ:
ランニングやジョギングなどの有酸素運動と、筋肉のトレーニングを組み合わせることで、体力を総合的に向上させることができます。
怪我明けの体力回復には、十分な時間と努力が必要です。選手自身の意志と、専門家の指導のもとで、徐々に持久力や動きの機能を向上させ、再び試合に復帰する準備を整えることが大切です。サッカー選手は常にリスクと隣り合わせですが、適切なケアとトレーニングによって、怪我のリスクを最小限に抑え、最高のパフォーマンスを発揮できるよう努めることが重要です。
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