プロテインって何？？なぜ必要？？

私自身プロテインのイメージは、『筋肉ムキムキになるためのもの』『マッチョな人のもの』です。実際、プロテインってなんでしょうか。実は、プロテイン(protein)＝タンパク質なのです。
タンパク質とは、三大栄養素の1つです。三大栄養素とは、『糖質』『脂質』『タンパク質』で、その一つがタンパク質つまりプロテインなのです。そのため、プロテインは決して筋肉ムキムキ、マッチョだけのものではないのです。そして、普段の生活の中でどのようにタンパク質を摂取しているかと言いますと、お肉、豆、たまご、豆腐などで摂ることが可能です。

生活をしていく中で1日のタンパク質の量は絶対的に不足していると言われています。しかし、実際に足りているかどうか分かりますか。
タンパク質の1日に必要な量は、体重70kgの人の場合は70gのタンパク質、体重50kgの人の場合は50gです。
そして、タンパク質50gが必要な場合『ゆでたまご』を9個食べると50g摂ることができます。ちなみに豆腐だと5丁、お肉だと300gです。タンパク質50g必要だからお肉50gでOKではないのです。
お肉にはタンパク質以外にも脂肪や水分が入っており、タンパク質を摂るためにお肉を毎日300g摂るのも大変ですし、その分脂質も摂ってしまいます。また、動物性タンパク質は消化に時間を要してしまうので、胃や腸への負担は大きくなってしまいます。

タンパク質は何でできているか知っていますか。タンパク質は、アミノ酸が結合してできています。最近よくアミノ酸を取りましょうと耳にします。それはタンパク質を摂ることでアミノ酸を摂ることが出来るからです。しかし、最初にタンパク質を摂取したときは、アミノ酸が多く結合してできています。体内に吸収するためにはアミノ酸の結合を一つひとつに細かく分解していく必要があるのです。そこで必要とされるのが消化酵素です。
消化酵素を利用し、アミノ酸を分解して吸収しやすい状況にするのです。タンパク質は栄養素の中でも一番構造が大きいと言われており、豆や豆腐などの植物性のタンパク質と言っても若干の消化負担がかかっているのです。

最初に、私のプロテインのイメージは筋肉を作るものと言いました。これは実際、間違ったイメージではありませんが、他に体の中でどのような役割があるのかご存知ですか。
タンパク質によって作られるもの
◯筋肉
◯肌の弾力(コラーゲン)
◯血管
◯髪
◯つめ
◯お肌
などが挙げられます。実際にタンパク質が不足していると、体ヒョロヒョロ、爪バキバキ、髪ボサボサ、肌ボロボロ、血管細くなる、と言ったことになりかねず、これらのことからプロテイン＝タンパク質を摂る必要があります。
しかし、摂りすぎると消化に負担をかけてしまうため、『タンパク質＝お肉』ではなく質(消化)の良いタンパク質を摂るのが大切になってきます。
動物性のプロテインは、数多く販売されており、悪いわけではないですが消化に負担をかけてしまうので、腹持ちがいい、お腹が空かないのは実は消化に負担がかかっているのかもしれません。

実際にプロテインを選ぶならどのようなプロテインがいいのでしょうか。
1つは、無添加のものですね。最近はプロテインを飲みやすくするために色々な味がついています。イチゴやバナナ、ピーチなど美味しそうではありますが、実際に果汁で味付けをしているのではなく、人工甘味料によって味をつけています。人工甘味料や保存料、着色料、または香料などは吸収を阻害するものなので注意が必要です。
また、コレステロールやグルテンを使用していないギルトフリーなもので、プロテイン内にどの程度のタンパク質量が入っているのかも重要です。間違ってはいけないことは、プロテインだけで1日に必要なタンパク質摂取量は摂れないということです。
基本ベースは食事でしっかりと摂り、プロテインによって補うイメージが大切です。飲むタイミングも大切で、『食前』『食後』『運動後』の摂取をオススメします。一番良いのは、『夜』で、夕食前や就寝直前でなければおやすみ前も大丈夫です。
みなさんもタンパク質、プロテインを摂る生活を始めてみませんか。

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